越前おろしそば|福井県越前市・武生
昭和天皇がお気に召され、全国に広まったそば 越前おろしそばは、そばに大根おろしを添えて、だしや削り節を加えただけのシンプルな食べ物。室町時代中期の文明3年(1471年)、武将・朝倉孝景が災害時の飢饉や戦時などに備えた保存食としてそばの栽培を奨励し、その後、江戸時代に府中(現在の武生)の城主になった本多富正が、現在のような大根おろしを添えたそばを作らせたことが発祥といわれています。...
View Articleわんこそば|岩手県・盛岡・花巻
南部藩のそばの食べ方をルーツにした岩手名物 わんこそばは、岩手の花巻、または盛岡が発祥といわれる、小さく盛ったおそばを少しずつて給仕してもらいながらいただく、岩手ならではのそば料理。盛岡では、近年の盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺とともに盛岡三大麺として麺の消費が多く、観光の目玉にもなっています。 というわけで、観光客気分で盛岡へ。訪ねたのは、明治40年創業のわんこそばと南部そば会席の老舗「東屋...
View Article出雲そば|島根県・出雲地方
神話の国・出雲で愛される名物食 中国人が”八大”を選ぶのを好むように、何でも”三大”を選びたがる日本人ですが、だれが決めたか「日本三大そば」と称されるのは、長野の戸隠そばと、岩手のわんこそば、そして島根の出雲そばだといわれています。...
View Article信州そば|長野県
おいしい水が育んだ、日本のそばのルーツ 日本を訪れる外国人観光客を対象にしたサイトDeepJapanによると、2013年に当サイトで検索された日本観光の人気キーワード第1位は、「スシ」や「ラーメン」を差しおいて、意外にも「ソバ」だったそうです。...
View Articleちたけそば|栃木県
だしの香りがいい、栃木県民のソウルフード 傷をつけると乳白色の液が出ることからその名がついた「チチタケ(チタケ=乳茸)」は、日本中に自生しているのに、なぜか栃木県でよく食べられているきのこ。その食用の歴史は少なくとも江戸時代の享保年間に遡るといわれ、中でも、ちたけとなすを炒めてしょうゆとみりんで味付けただし汁を使った「ちたけそば」は、栃木県民のソウルフードともいっていいほどポピュラーです。...
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